人にではなく主に仕えるように、快く仕えなさい。 エペソ6・7
神は多くの違った職業と地位を必要とされます。それゆえ、多くの違ったたまものを与え、わたしたちがお互いを必要とするように定めておられます。王たちや、貴族たちや、支配者たちも、それと同時に、牧師や、説教者や、教師や、土を耕す人や、職人などがいなければ、いったいどうなるでしょうか。
それゆえ、ある人の地位があなたより低くても、その地位も神によって創造され、定められたものであることを忘れてはなりません。また、あなたの地位はあなた自身がけんそんになり、他の人に仕えるために与えられたものであることを知らなければなりません。それは、貴族が宮廷や戦場でその王に仕え、しもべやはしためが彼らの主人や女主人に仕えるのと同じです。これらすべては神のみこころだからしなければならないのです。
神は、あなたが主人であるか、しもべであるか、夫か、妻かということは問題になさいません。どこでもあなたが召されている状態にとどまりなさい。そして、あなたの隣人に仕えることによって神に仕えることを学びなさい。
1544年の説教から