義人の祈りは、大いに力があり、効果のあるものである。 ヤコプ5・16
祈りの力は、それをためし、体験によって学んだものでなければ決してわかりません。しかし、人がおそろしい悩みにあって、すぐ主に呼ばわることができるならば、それはたしかにおどろくべきことです。このことをわたしは知っております。これまでわたしが自分の重大問題について祈った時、いつもそれはゆたかに答えられ、わたしが求めたよりも多くのものを受けたのでした。時には神がこられるのが遅いこともありましたが、しかし、かならずやってきてくださいました。まことのキリスト者の熱心な祈りは、なんとすばらしいものではありませんか。あわれなひとりの人間が天におられる至高者と話し、主をおそれず、わたしたちの主であり、救い主であるみ子イエス・キリストによって神がいつくしみをもってほほえんでくださることを知っていることが、どれほど神を喜ばせていることでしょうか。心と良心はひきかえして逃げる必要がありません。自分がふさわしくないからといって疑ったり、おそれる必要もありません。わたしたちがキリストを信じて祈る時、祈りはかならず聞かれるということを確信をもって信じることができるのです。
兄弟たちよ、それゆえ、心の中で祈りなさい。また、時おり、ことばにだして祈りなさい。(神のみ旨による)祈りは、世界を支えるからです。祈りがなければ世界は全く違ったものになります。家庭では、それで満足しているわけでありませんが、わたしはそれほど勇敢で元気ではありません。しかし、兄弟たちの群れとともに教会の中にいると、祈りは心から直接あふれ出て、力をもちます。
卓上語録