信仰の弱い者を受けいれなさい。ただ、意見を批評するためであってはならない。 ローマ14・1
使徒パウロは、なによりもまず信仰の弱い者が、信仰の強い者によって助けられ育てられるように望んでいます。それから信仰の弱い者が、無分別に他の人をさばかないように望んでいます こうして彼らが、平和と一致をまもるようにすすめております。弱い者の信仰は、彼らを祝福のうちにもたらしませんから、彼らが強く成長するようにわたしたちは世話をしてやらなければなりません。弱い人々を軽蔑して自分の救いだけを考える人々のように、わたしたちは彼らを弱さの中に放っておいてはなりません。
また神が自由のままにしておいて禁じておられないことは、だれに対しても自由のままにおいておかねばなりません。神が自由のままにおいておかれたことを、禁じようとする人に従ってはなりません。むしろそのような禁止に対してはことばと行為によって反抗し、挑戦的精神をもってのぞむのが、だれにとっても必要です。
ローマ人への手紙講解