御霊もまた同じように、弱いわたしたちを助けて下さる。 ロ−マ8・26
だれも自分がすべての罪、肉欲、悪しき思いから解放されるべきであると考えてはいけません。かえってこうした自由を切望し、「ああ、ただわたしが罪から逃れることができさえすれば」と神に叫ぶことを、続けなければなりません。聖霊の声は、このように終末の日までわたしたちの中で叫ぶでしょう。ですから罪はいつでも、あわれなキリスト者であるわたしたちのうちにとどまっています。わたしたちは罪に陥ります。しかしそれは故意や、あるいは邪悪からではなくて、弱さからです。神はそれを十分におゆるしになることができます。それゆえにわたしたちのうちに聖霊のあかしを持っていることは、最上の慰めです。それはわたしたちがこまって神に呼び求める時、神はわたしたちを恵み、助けたもうことを意味しています。そこでわたしたちは神に信頼することができ、神はわたしたちを見捨てたまわないことを知ります。こうしてわたしたちは、真のキリスト者であることを示すのです。
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