すべての人は、結婚を重んずべきである。 ヘブル13・4
結婚においても、神が創造された他の地位と同じく、中心点は結婚が神によって制定されたということの確かさを各自が知ることです。結婚生活において知るべき重要事は、神によって定められ、神のみことばによって支えられているという、最高のほまれの光に照らして結婚を見るように学ぶことです。
もし、信仰とキリスト者の道に照らして結婚を考えるならば、妻と夫の上に神のことばが書かれていることは最大のことがらです。もし、あなたが自分の妻は世界中のただひとりの女であって、他にだれもいないかのように見ることができ、一方、あなたが自分の夫は世界中のただひとりの男であって他にだれもいないかのように見ることができるならば、そのとき、国王も太陽さえも、あなたの妻、あなたの夫にまさって、光り輝いて見えることはありません。ここではあなたに夫を与え、妻を与える神のことばがあって、「この男はあなたのものである」、「この女はあなたのものである」、「このことはわたしの心にかなっている」と宣言するからです。そこではすべての天使と被造物が喜びを見いだし、祝います。神のことばにまさる飾りはほかになく、このみことばを通してあなたはあなたの妻を神からのたまものとしてみなします。
神はすべての人々がこのような心をもって生涯をおくり、心の底からこう言うことができるようにと望んでおられるのではないでしょうか。「神は、聖なる結婚を通して結ばれたこの女性とともにわたしが過ごし、ここにとどまるようにと、望んでおられることをわたしは確信して疑わない。なぜなら神ご自身がそのように定め、みことばがそう告げているからだ」。このみことばは結婚生活に結ばれている人を慰め、良い良心を与えます。
ヘブル人への手紙13章の結婚の説教
